5月3日から5日まで3日間かけて行われたロボカップジャパンオープン2008沼津に参加してきました。
2003年からジャパンオープンへ参加してきましたので、途中の日本大会を除いて5回目の出場です。出場回数は少ないと言えないのに、昨年は最多失点で最下位という不名誉な結果でした。
昨年の屈辱を晴らそうと出場を決めたものの、結局のところ開発の時間が割けないままの試合となってしまいました。4脚リーグの参加チーム中、最も遅い動きを何とかしようと改良を重ねたのですが、4体しかないロボットを壊すのが怖く、ロボットに負荷のかからない範囲で動く今のやり方では、より早く動かすのが困難でした。そこで、動作を細切れに分割し、反応速度を増すようにしました。絶対的なスピードは増さなかったものの、昨年のように動いているボールを通り過ぎてから反応するといった鈍さは減ったように見えました。
最終的に予選を5回戦った結果、わずかに1勝をあげることができました。残念ながら今年も最多失点のチームとなってしまったのですが、自力で得点できて勝利したのは収穫でした。
残念だったのは、かつてITOLABチームとして山梨学院大学の学生でチームを作っていたのに、現在は本学の学生さんの参加(プログラムづくり)がないことです。他のチームの方々も毎回さまざまな工夫をこらして試合に臨まれるため、多くの刺激を得ることもできますし、またとない機会に参加することは貴重な体験といえます。就職活動中で難しいのは承知の上ですが、合同チームの帝京科学大学の4年生は忙しい合間をぬって参加してくれています。ぜひ現3年生にはチャレンジ精神を持って参加して欲しいと思いました。