ゼミ学生研修2006-5

第五課題もAIBOを使ったプログラミングを行います。
今回の目標は「ポジショニング」です。サッカーフィールド上の特定の場所に移動するプログラムを作ってもらいます。
前回と同様に、いきなりプログラムを作り始めるのではなく、問題の分析を行った上で、アルゴリズムを考えプログラムを作ってください。

ポジショニング問題

ロボカップ2006の公式フィールドと同じ環境で競技を行います。
基本的なルールとしては以下の通りです。

  • フィールド上で、あらかじめ設定した4カ所すべてを指定時間内に巡ります。
  • 一度通ったところを何度通過してもよく、どの順序で通っても構いません。
  • 設定したポイントに近づくほど高得点となります。

計測

場所:40号館207教室
日付:検討中
時間:6時限目以降

ゼミ学生研修2006-3

第三課題はAIBOのモーション作成を行います。
今回の目標は「キックモーション」です。ボールをできる限り遠くに飛ばせるようなモーションを作成してください。

モーションの作成

新しく開発したTetoriシステムを使って、モーション(動作)を作成してください。Tetoriの特徴は以下のとおりです。

  • TetoriはAIBOに姿勢を覚えさせることでモーションを作ることができます。
  • 記憶した5つの姿勢を順に再生することで、AIBOが一連の動きを実行します。
  • ひとつのモーションにつき5つまでの姿勢を覚えることができます。
  • 記憶できる姿勢は四肢関節だけで、頭や尻尾の関節値は記憶できません。
  • ポーズの記憶にパソコンは必要ありませんが、覚えた姿勢をファイルに保存することや、Defartに取り込むことが可能です。

課題:キックモーションの作成

AIBOの鼻先においたボールを遠くに飛ばすようなモーションを作成してください。

ゼミ学生研修2006-1

AIBOを使いながらロボットのプログラミングを学んでいきます。

今回の目標は「ポジショニング」です。ポジショニングとは、フィールド上の適当な位置から、自分が与えられた適切な位置に移動するというものです。例えばキーパーならゴールの前で敵ゴール方向を見ますし、フォワードなら試合開始時はフィールド中央に着くといったことです。
いきなりプログラムを作り始めるのではなく、問題の分析を行った上で、アルゴリズムを考えプログラムを作ることにします。

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ゼミ学生研修2006-2

第二課題では実際にAIBOを使ったプログラミングを行います。
今回の目標は「ペナルティキック」です。要するにPK戦でのキッカープログラムを作ってもらいます。
前回と同様に、いきなりプログラムを作り始めるのではなく、問題の分析を行った上で、アルゴリズムを考えプログラムを作ってください。

ペナルティキック問題

ロボカップの公式ルールにあるペナルティシュートアウトを基本とした競技を行います。
基本的なルールとしては以下の通りです。

  • キッカーとキーパーの2体で行う
  • 5回のチャンスがあり、1回あたり1分以内にシュートしなければならない
  • キッカーは何度でもボールに触れ、何回でもシュートを試みることができる。
  • キッカーはペナルティエリアに入ってはならない。入った時点で×となる。

なお「キッカーがペナルティエリアに入る」のは「脚が4本とも完全に入った場合」とします。

更に今回の課題用にルールを追加します。

  • キーパーは先日のロボカップジャパンオープンで使用したキーパープログラムを使用する。
  • キーパーはペナルティエリアから出てもかまわない。
  • ボールはキッカーとキーパーの間に置くが、どこに置かれるかは当日にならないとわからない。

ネットワーク設定課題

研究室のネットワークハブに接続する前提で、以下の課題を行いなさい。

ネットワーク設定タスク

課題1

以下の指示に従って、パソコン(4台)のネットワーク設定を行いなさい。
指示:

IP 192.168.254.150?160
NM 255.255.255.0
GW 192.168.254.250
DNS 192.168.254.250

課題2

saxo-hpからthinkpadへネットワークが接続されていることを、コマンドプロンプトで確認するためのコマンドを書きなさい。

Defart設定タスク

課題3

以下の指示に従って、Defartの設定を作成しなさい。
指示:

AIBO用IP割り当て 192.168.254.80?89
ESS ITOLAB1
WEPKEY AIBO2
その他はパソコンと同様
saxo-hpの共有フォルダdefartにある、configs,programs,motionsを使うようにする。
メモリースティックのドライブ設定を行う。
設定名は「東海大学」として保存する。

課題4

Defartを使ってAIBO(2台)の無線ネットワーク設定を行いなさい。

課題5

saxo-hpから2台のAIBOへネットワークが接続されていることを、コマンドプロンプトで確認するためのコマンドを書きなさい。

ノートPCのコンピュータ名の変更

大学で貸与されているノートPCはどれも同じコンピュータ名が付けられています。
研究室のネットワーク環境に接続するためには、各自のコンピュータに個別のコンピュータ名をつける必要があります。
以下の手順に従ってコンピュータ名を変更してください。

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課題2のチーム分けと結果

チーム成績
チーム名 メンバー 記録 備考    メンバー 記録 備考    合計 順位
Aチーム 小河原   31s 6回目のみ 横内    68s 1回目のみ  99s 1位◎
Bチーム 仲澤   120s 時間切れ  赤沢    43s 4回目のみ 163s 4位
Cチーム 水上   120s 時間切れ  福島    33s 4回目   153s 2位○
Dチーム 西方    34s 2回目   倉沢   120s 時間切れ  154s 3位
個人成績
順位 名前  記録
1  小河原 31s
2  福島  33s
3  西方  34s
4  赤沢  43s
5  横内  68s
連続成功者
名前 1回目 2回目 3回目 4回目 平均
福島 44s  42s  43s  33s  41s
西方 ?   34s  44s  36s  38s

課題2005-2

3年生のプログラミング課題(2)
テーマ
ボールとゴールを認識して動く
学習目標
* AIBOが物体をどのように認識するか理解する
* 視覚的な情報を動作に結びつける方法を学ぶ
課題内容
* ボールをゴールにシュートするプログラムを作る
大まかなルール
* ゴールとAIBOの間にボールを置く。
* スタートの合図によりAIBOが動きはじめ、できるだけ早くボールをゴールに入れる。
* 計測時間の合計が最短のチームが優勝とする。
細かいルール
* フィールド用シート(大)を使って行う。
* 一人1回チャレンジする。
* AIBOとゴールの間は2mとし、AIBOがゴールに向かうようにゴールの正面に置く。
* ボールはペナルティライン上のどこかに置く。
* ゴールの左右にはゴールライン用のスロープを設置する。
* スロープの長さは2004年度版フィールドと同じ。
* 開始の合図によってAIBOを動かしボールが完全にゴールエリア内に入った時点を終了とする。
* 開始と終了の間の時間を計測する。
* 2分をタイムオーバーとする。この場合の計測時間を2分とする。
* ボールやAIBOの脚がシートの外に出たときは失格とし、この場合の計測時間を3分とする。
* ゴール後や計測終了、失格時には無線によりAIBOの動作を止める。
* チーム毎に計測時間を合計し、もっとも少ない値のチームが優勝とする。
競技日
* 6月21日のゼミ時間に行う予定です。
* 7月4日のゼミ時間に行いました。
* 4年生およびラシタ君は、競技の準備・計測・撮影を担当してください。
チーム分けおよび結果
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/e-itoh/blog/archive/2005/07/191127213316.html
資料
* フィールドデータ – http://www.itolab.com/wp-content/uploads/20050704a.xls
* 結果 – http://www.itolab.com/wp-content/uploads/20050704b.xls

RoboCup 2005 Osaka

大会ホームページ

http://www.robocup2005.jp/index.html

4足リーグ試合データ

http://www.robocup2005.jp/result/soccor_f/index.php

写真

field1.jpg

4足リーグの新フィールド。かなり広くなった。

dev1.jpg

開発者用スペース。向こう側にいたいですね。

game1.jpg

試合中、得点後の再ポジショニング

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最終日はかなり観客がきていました

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PK戦の様子。殺気だった雰囲気です。

aibo1.jpg

歓喜の裏側で見捨てられたAIBO

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RoboCup Soccerの展示パネル

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試合が行われた会場

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メイン会場の入口

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インテックス大阪

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シミュレーションリーグでの体験説明会

課題2005-1

テーマ
プログラムでAIBOを動かす
学習目標
・モーションを組み合わせてAIBOを動かすことを学ぶ
・状態遷移図の簡単な作り方を学ぶ
・Defartの基本的な操作手順を学ぶ
課題内容
片道約2メートルのコースを、往復するプログラムを作成する。 
大まかなルール
・スタート/ゴールラインから、折り返しラインまで行き、再びスタート/ゴールラインに戻ってくるまでの時間を計測する。
・計測時間の合計が最短のチームが優勝とする。
細かいルール
・フィールド用シートを使って行う。
・別チームの二人同士が対戦する。
・スタート/ゴールライン、折り返しラインをテープで張る。
・2コースを分ける境界ラインをテープで張る。(ラインがわかれば一部分だけでOK)
・スタートライン上にAIBOが乗らないように置いて開始し、AIBOが完全にゴールラインを通過した時点で終了とする。
・左前足の肉球PCで開始ボタンを押すことでAIBOが動作を開始するようにする。
・電源ボタンでAIBOの動作を止めるようにする。
チーム
・Aチーム:横内、小河原、倉澤
・Bチーム:仲澤、赤澤、福島
・Cチーム:水上、西方、(ラシタ)
結果
・Aチーム270秒
・Bチーム191.855秒
・Cチーム232.37秒
・1位Bチーム
・2位Cチーム
・3位Aチーム