これからDefartを使ってみようと考えている方のためのページです。
最初は少しずつ、徐々に充実させていく予定です。
- Defart/PCの準備
- Defart/AIBOの準備
- 無線LANを使って快適Defart環境を構築する
- Defartで簡単なプログラムを作る
- ボールを追いかけるプログラムを作る
- ボールをゴールにシュートするプログラムを作る
これからDefartを使ってみようと考えている方のためのページです。
最初は少しずつ、徐々に充実させていく予定です。
(現在、作成中です。完成までしばらくお待ちください)
無線LANの設定は大丈夫でしょうか?まだAIBOと無線LANによる通信ができていない場合は設定を行ってください。
Defartネットワーク設定
さて、作成したプログラムを実際に動かしてみることにしましょう。まず、AIBOを起動してAIBOセッションに青いバーが表示されていることを確認してください。
次に、作成した状態遷移図をAIBOに送信します。状態遷移図画面の下にある(送信)ボタンを押し、メニューから「この状態遷移図を送信する」を選びます。
しばらくするとAIBOの耳がパタッと動きます。これでプログラムの送信は完了です。
これからAIBOが動きだしますので机の上など不安定な場所にAIBOなどを置かないようにしてください。転げ落ちて壊れてしまうかもしれません。
送信した状態遷移図を動作させるには(開始)ボタンを押します。
どうですか?5秒間歩いた後で止まりましたか?
状態遷移図画面を閉じて、AIBOセッション画面に戻ってください。
プログラム一覧には新しく作った状態遷移図の番号が現れています。右下の(保存)ボタンを押して「全ての状態遷移図を保存する」を選んで保存したら、AIBOセッションを閉じてください。
いよいよ実際にAIBOで動作するプログラムを作ってみましょう。このプログラムによってAIBOは次のように動きます。
5秒間前進しその後停止する。
この簡単な動作を状態遷移図で表現してみます。
まず、このプログラムに必要な状態はいくつあるでしょうか?
AIBOが歩いている状態と止まっている状態の2つですね。歩いている状態が最初の状態で、5秒経過したら止まっている状態に移るわけです。この様子をDefartで表現すると以下のようになります。
状態に文字が入っていますが、これは状態につけたコメントです。プログラムの動作とは何の関係もありません。状態の中央右寄りをクリックすればコメントを入力できます。
(歩いている)状態から(止まっている)状態へとアクションが結ばれているのがわかりますね。Defartで簡単なプログラムを作る(3)を参考にして実際に状態を追加し、アクションで結びつけてください。
次に(歩いている)状態から(止まっている)状態へと遷移するための条件を設定します。
アクションの●の部分をクリックしてください。するとアクションメニューがあらわれます。
メニューの先頭の「CI:」を選んだあと、続けて下のように「タイマー1」を選んでください。
すぐに秒数を入力するダイアログが現れます。スライダーでは5を選べないので、表示されている数値をクリックしてキーボードから5を入力してEnterを押し、(了解)を押してください。
ダイアログが消えた後のアクションは以下のようになります。「タイマー1」「5.0s」となっていることを確認して、アクションメニューを閉じてください。
これにより、このアクションの条件は「タイマー1が5秒経過したとき」となりました。
先ほどと比べてアクションの●の色が茶色に変化したことがわかります。アクションの●の色がグレー以外の場合は、アクションに何らかの条件が設定されていることを表しています。
これで(歩いている)状態を5秒続けたら(止まっている)状態に遷移するようになりました。でも、大切なことを忘れています。そうです「歩く」ことです。
「(歩いている)状態があるじゃないか」と思う人は、これが単に状態に名付けたコメントだということを忘れています。実際AIBOを歩かせるには、それ相応のことをしなければなりません。
(歩いている)状態で実際にAIBOを歩かせる場合にもアクションを使います。(歩いている)状態の■をクリックして、新しいアクションを追加してください。
新しいアクションの■をクリックして、(歩いている)状態に結びつけてください。
これは「ループアクション」といって(歩いている)状態から、同じ(歩いている)状態へのアクションです。このアクションの●をクリックしてアクションメニューを出してください。
先ほどとは異なり、今度は「動:」の項目をクリックしてください。下のようなメニューが表示されるので、「前に進む」を選んでください。
アクションメニューを閉じると以下のようになっています。
動作を設定したループアクションの方は線の色がグリーンに変わっています。
いま設定したループアクションによって、(歩いている)状態のデフォルトのアクションが「前に進む」となりました。
このループアクションは条件を指定していませんので、何も起こらなくても条件が成立します。他の条件が成立するときには成立しませんので、先ほどのタイマーを設定したアクションで条件が成立した場合にはそちらが優先されます。つまり、5秒たって(止まっている)状態に移るまでの間、ずっと「前に進む」という動作が行われるのです。
プログラムとして動作させるためには、どの状態からスタートさせるかを指定しなければなりません。最初の状態を初期状態といいます。この状態遷移図の初期状態は(歩いている)状態ですので、この状態の●をクリックして状態メニューから「初期状態にする」を選びます。下のように初期状態に設定された状態は黒く縁取りされます。
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ここではDefartAibo06c5を例にインストール方法を説明します。他のバージョンでも基本的に同じはずです。
OPEN-R SDKのインストールマニュアルを参照してください。
“Defart/AIBOインストール” の続きを読む
AIBOがボールなどの物体を認識するには適切に視覚設定を行わなければなりません。
ここでは簡単に設定する方法について説明します。
視覚設定を行うにはAIBOと無線LANで接続できている必要があります。先に「Defartネットワーク設定」を済ませておいてください。
最終更新時間:2006年02月03日 23時14分20秒
OPEN/Rのサンプルなどで既にネットワーク環境がうまく働いている場合、defartによるネットワーク設定はほんの少しです。
ただし、この場合は、AIBOセッションのメモリースティック書き込みで「全ての設定を書き込む」や「ネットワーク設定を書き込む」を行うと設定が上書きされてしまうので気を付けてください。
設定済みの場合には、WLANCONF.TXTに設定したETHER_IPの内容が必要になるので控えておいてください。
作成中なので、ITOLAB.学生以外は参考にしない方がいいと思います。
Defartを使って歩行モーションを作る方法