TD4の概要
- TD4は、2つのレジスタ、出力ポート、入力ポート、全加算器、プログラムカウンタを持つ4ビットCPUです。
- 全てのデータは4ビットで構成されています。
- ROMには16語の命令語からなるプログラムを格納でき、1語あたり8ビットで構成されています。
- クロックには、手動、低速(1Hz)、高速(10Hz)の3モードがあります。
- リセットボタンを押すとプログラムカウンタが0000となります。
TD4の動作サイクル
- ROMから、プログラムカウンタ(PC)が示す番地の命令語が取り出されます。
- 命令語の上位4ビットは命令として解釈され、下位4ビットは全加算器に送られます。
- 解釈された命令に従って、レジスタA,B・入力ポート・ゼロ値のいずれかが全加算器に送られます。
- 全加算器の結果が、(解釈された命令に従って)レジスタA,B・出力ポート・PCのいずれかに格納されます。
- 上記でPCにデータが格納されなかった場合は、PCの値を1増します。
- 最初に戻ります。