研究室の紹介ページの更新をずっと怠っていたため、内容が随分と古いものになってしまった。
新しい内容に差し替えるにあたって、古い情報も残しておくことにする。
ちなみに2007年1月3日が最終更新日だった。
伊藤研究室(以下ITOLAB.と略)ではプログラミング方法論やプログラミング教育全般について研究を行っています。
ITOLAB.のメンバーは主に3年生と4年生から構成されていますが、3年生はコンピューターやプログラミングの基礎的な概念の学習を行い、4年生はプログラミング方法論やプログラミング教育に関する研究を行っています。
ITOLAB.では2002年からRoboCupへの参加に向けた活動も行っています。
RoboCupは「2050年にFIFA World Cupのチャンピオンチームと対戦し、勝つことのできるロボットサッカーチームの構築」を目指して行われている国際的なランドマークプロジェクトです。
ITOLAB.ではロボットのためのプログラミング環境の開発を通して、よりわかりやすいプログラミングの方法や、ロボットやコンピューターなど高度な技術の理解を促すための方法をテーマとした研究に取り組んでいます。
2004年の RoboCup Japan Openでは初めて正式なチームとして参加を果たしました。
このとき、研究室で開発したプログラミング環境であるDefartを使ってロボット(AIBO)のプログラムを作成しました。
Defartではコンピューター画面上に図を描くことで、ロボット用のプログラムを手軽に開発できるシステムです。
このシステムは、RoboCupだけでなくプログラミング学習教材としての利用も想定して、さまざまな改良を行っています。
伊藤研究室の研究活動は、学会における報告だけでなく、学園祭(樹徳祭)や各種イベント(Sony TECHNO Forum等)への参加を通じて広く公開しています。またウェブサイト( www.itolab.com )では研究室で開発したソフトウェアの最新版の提供なども行っております。
→ Defartとは
ITOLAB.の研究活動やDefart開発環境に興味をもたれた方は、ぜひ「お問い合わせ」ページより御連絡ください。