Defartで簡単なプログラムを作る(2)

AIBOセッションの画面構成

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AIBOセッション画面は、AIBOの設定やAIBOとの通信、状態遷移図の作成などを行うためのものです。多くの機能がありますが、ここでは状態遷移図の作成に関わる部分についてだけ説明します。
画面右側には状態遷移図の一覧が表示されます。現時点では何も状態遷移図を作成していないため内容は空っぽです。
これから状態遷移図を作成していきましょう。

新しい状態遷移図を作成する

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AIBOセッション画面から新しい状態遷移図を作成するには、状態遷移図一覧の下にある(修正)ボタンを押します。
このボタンを押すと、新たに状態遷移図作成画面が現れます。

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この状態遷移図作成画面に状態を配置し、アクションという矢印で状態を結ぶことによってプログラムを作っていきます。
状態遷移図は一つのプログラムに最大100個まで作成することができ、互いの状態遷移図を利用しあうことが可能になっています。
伝統的なプログラム言語のサブルーチンや関数に似たものと考えても良いでしょう。

状態を追加する

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さて、状態遷移図の基本部品である「状態」を作ることにします。画面の中央付近で左クリックしてデスクトップメニューから「状態を追加する」を選ぶと、その場所に新しい状態が作られます。

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同じように、隣にもう一つの状態を追加してみましょう。

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状態はどこにでも置くことができます。2つの状態の位置関係も気にしなくて構いません。

重要なのは、どの状態がどの状態とアクションで結ばれているかであって、細かな位置のずれなどはプログラムの実行に何の影響もありません。