Defartで簡単なプログラムを作る(1)

はじめにをお読みください。

ここでは、既にDefart/PCシステムがパソコンにインストールされていることを前提に進めていきます。
まだ、パソコンにDefart/PCをインストールしていなければ、Defart/PC v0.14インストール方法を参照してインストールを済ませてください。

状態遷移図によるプログラミング

Defartは状態遷移図という図を使ってプログラムを表現します。この状態遷移図とは、状態の移り変わりを○(丸)と→(矢印)によって表した図のことです。Defartでは、画面上に状態を配置し、マウスでそれらの状態をつなぐことで状態遷移図を描いていきます。

Defart/PCを起動する

sample01.png

Defart/PCを起動すると、上記のような画面があらわれます。この画面はDefart/PCのメイン画面で、これから使うロボットや作成するプログラムを選びます。
配布した状態では、エントリ一覧にERS-7とERS-210のための項目が一つずつあります。自分の使いたいロボットの種類にあわせて、どちらかを選んでください。

新しいプログラムを追加する

プログラム一覧にはサンプル項目が一つありますが、新しいプログラムを1から作成するため、プログラム一覧の下部の(追加)ボタンを押してください。

sample02.png

上のようなダイアログによって、プログラムの名前を入力するよう求められます。ここでは「test-1」のように(間にマイナス記号「-」を入れて)入力してください。

sample03.png

了解ボタンを押すとプログラム一覧が上のようになります。testの左側の三角印をクリックして、下のように1の部分を選んでください。

sample04.png

AIBOセッションを開く

エントリ一覧とプログラム一覧を選んで、画面右下の(セッションを開始する)ボタンをクリックすると、AIBOセッション画面が開きます。
この画面はAIBOと通信を行ったり、プログラムやデータをAIBOに組み込んだりするためのものです。

sample05.png