「CPUの創り方」のTD4のSqueak版シミュレータを作成しました。
書籍で触れられているシミュレータと比べたときのメリットとしては、
- Squeak上が動くマシン上ならどこでも動く。(Macで動かしたかった…)
- プログラムのソースコードを読める。
- 自分で改造が可能。
が考えられます。逆にデメリットとしては、
- Squeakをインストールしてなければインストールが面倒
- ソースコードが汚い。設計もずさん。
- きっと改造する気になれない。
- 多分バグがある。
が考えられます。
伊藤ゼミ学生向けのものなので、それ以外の方は上記のデメリットをご理解の上、心してお使いください。
なお、機能等一切の保証はありません。
ダウンロード version 0.2
td4-basic.st
td4-cpu.st
td4-ui.st
インストール
- Squeak2005Jをインストールしてください。(開発者版推奨、プラグイン版でも多分動作可能)
- 上記3ファイルをSqueakと同じフォルダに保存してください。この際、拡張子が.stになるように気をつけてください。
- Squeakを起動します。
- デスクトップをクリックして、「開く…」「ファイル・リスト」を選びます。
- 右上のペインから上記の3つのファイルを一つずつ選び、順に「filein」を押して行く。
- デスクトップメニューで「保存」しておけば、次回もインストールされた状態になります。
起動
- ワークスペースで以下の式を入力したら、式全体を選択してAlt-Dを押します。
TD4Simulator new openAsMorph openInWorld
使い方
ブザーがない点と、クロック関係のスイッチが2つに別れている点を除けば、書籍で参照されているシミュレータと同じだと思います。本家のものを使ったことがないのでよくわかりませんが。
ライセンス
上記3ファイルの著作権は、伊藤栄一郎(Eiichiro ITO)にあり、として公開します。
その他、TODOなど
気が向いたらパッケージ化します。
バージョン履歴
version | date | description |
---|---|---|
v0.01 | 2006/9/9 | 最初の公開 |
v0.02 | 2006/9/14 | 出力ポートの反応向上、クロック関係のスイッチをトグルスイッチにして2つに分離 |
リンク
http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-0986-5/4-8399-0986-5.shtml