ここでは、Squeak nihongo7をLinux環境にインストールする方法について説明します。
(VMにはSqueak3.6.3-JPatched.tgzを使います)
準備
Squeakland.jpの開発者版のダウンロードページから以下のファイルをダウンロードしてください。
開発者版のダウンロードページ
- SqueakVM3.6.3-JPatched.tgz
- SqueakNihongo7.zip
- SqueakV3.sources.zip
これらのファイルを全て/tmpにコピーしておきます。
作業では、圧縮解凍ツールとしてunzip, gzip, tarを使います。あらかじめ用意してください。
システムインストール手順
- rootユーザーになります。
- 1.のVMファイルを/usr/local/srcに展開します。
cd /usr/local/src tar xzf /tmp/SqueakVM3.6.3-JPatched.tgz
- SqueakVM3.6.3-JPatchedに移動します。
cd SqueakVM3.6.3-JPatched
- プラグインディレクトリを作成して、プラグインをコピーします。
mkdir -p /usr/lib/squeak/3.6.3 cp *Plugin vm* /usr/lib/squeak/3.6.3/
- 実行ファイルをコピーします。
cp squeak /usr/bin/
- 2.のイメージファイル、チェンジファイルを展開して、コピーします。
unzip -x /tmp/SqueakNihongo7.zip -d /usr/lib/squeak/
- 展開したファイルをgzip圧縮します。
gzip /usr/lib/squeak/SqueakNihongo7.image gzip /usr/lib/squeak/SqueakNihongo7.changes
- 3.のソースファイルを展開して、コピーします。
unzip -x /tmp/SqueakV3.sources.zip -d /usr/lib/squeak/
これでLinuxシステムへのSqueakインストールが終了しました。
ユーザーインストール手順
以下は、Squeakを使うユーザー毎のインストール作業です。
- ユーザー用のsqueakフォルダを作成します。
mkdir ~/squeak
- 作成したフォルダにsqueakをセットアップします。
cd ~/squeak /usr/local/src/SqueakVM3.6.3-JPatched/inisqueak
- 以下のメッセージが表示されたら、1 [Enter]を入力する。
No default image, looking for alternatives... I found the following images: 1 SqueakNihongo7 Which one should I install [1-1]?
- Squeak画面が表示されれば完了です。
- 次回からは作成したフォルダ内で以下のコマンドを入力するか、起動アイコンなどに登録して起動してください。
squeak ~/squeak/squeak.image &
この例では、/usr/local/src フォルダを使って作業を行います。
必要に応じて別のフォルダを選んでください。
最終更新時間:2006年09月26日 10時08分41秒