COMETシミュレータおよびタイルプログラミングによるCASLのSqueak実装
情報技術者試験の午後の部で出題される仮想的な計算機COMET IIと、その上で動作する機械語のアセンブリ言語CASL IIをSqueak上に実装してみました。
Squeak上の実装なので、CASLについてはタイル式のプログラミングとしおもにマウスを使ってプログラムを作成できるようになっています。
実行環境
Squeak 3.0 VM(MaxOSX)
SqueakPlugin-dev-556.image
試していませんが他のプラットフォームでも動くと思います。
インストール
Squeakを起動し、ファイルリストからComet-base、Comet-GUIの順にfile inしてください。
使い方
インストールするとオブジェクトの一覧にCometのカテゴリが追加されるので、その中からCometSimulatorをデスクトップにドラッグ&ドロップしてください。
なお、Workspaceから、以下の式を評価しても構いません。
CometSimulator new openInHand
オブジェクトの一覧からCaslコードのタイルを引き出し、タイル内の選択肢や入力欄を埋めていきます。
そのタイルをCometSimulatorにドラッグ&ドロップすれば、自動的にアセンブルされてCometSimulatorのMemoryに格納されます。
Stepボタンでステップ実行したり、Autoボタンで自動実行することでプログラムの動作を確認できます。
入れ物の中にCaslタイルを並べていき、入れ物のハロからタイルを作成してCometSimulatorにドロップすることもできます。ひとまとまりのプログラムを一度にアセンブルするのに向きます。
ダウンロード
Comet-Base-20071101.st
Comet-GUI-20071101.st
License
GNU GPL v3